予防歯科・親知らず

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予防・メンテナンス

予防歯科とは

人間には治癒能力が備わっているため、軽いけがや風邪は自然に回復します。たとえば、転んで擦り傷ができても、ほとんどの場合は薬を塗っておけば元通りになります。
もし骨が折れたとしても、ギブスをして固定すれば骨ができて治ります。

しかし、歯はほかの体の組織とは異なり、治癒能力がありません。削った歯が元通りになったり、虫歯が自然に治ったりすることはないのです。
歯科治療においては、虫歯にならないように予防すること。
それが最高の治療法です。

定期健診

虫歯や歯周病は生活習慣病と呼ばれ、毎日のケアが肝心です。
ケアの大切さを理解していても、なかなか時間が取れないときもあると思います。
また、注意してケアしていても必ず磨き残しはあるものです。毎日一生懸命磨いてきたのに、虫歯や歯周病になってしまった経験はないでしょうか。
特に熱心に歯磨きをしているわけではなくても、3カ月に1回程度の定期健診に通われている方のほうが、歯の健康はよい状態に保たれています。
お子様から高齢の方まで、年齢に関わらず定期健診はとても大切な予防法です。

ブラッシングでは、落ちない歯垢があることはご存知ですか?
歯の表面の膜状にこびりついた細菌の塊はバイオフィルムと呼ばれ、虫歯や歯周病の原因になります。
当院では、治療が終わった患者様に4カ月~6カ月に1回程度の定期健診を行い、バイオフィルムを除去するクリーニング(PMTC)をおすすめしています。PMTCによって口の中のバイ菌がコントロールでき、とても高い予防効果を維持しています。

歯周病予防

現在、日本人の成人の約80%が歯周病に罹患しているといわれています。
日本人が歯を失う最も大きな原因が、この歯周病です。

ご自身で行う毎日のケアが最も大切な予防法ですが、それだけではなかなか落としきれるものではありません。
歯垢や汚れが少しずつ蓄積され、最終的に歯周病に結び付くケースが非常に多くみられます。

それを解消する手段として有効なのが、PMTC、スケーリングなど歯科医院で行うお口の内のクリーニング、メンテナンスです。

PMTC

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、歯科のプロによる歯のクリーニングです。

歯科医師または歯科衛生士が専用の器具を使用して、歯と歯の間の歯垢、特にバイオフィルム(歯にこびりついた細菌の塊)の除去を目的に口腔内の清掃をします。

歯周病や虫歯の予防はもちろん、着色汚れの除去、口臭予防にも効果があります。

スケーリング

主に歯周病の初期段階で行われる治療法です。
PMTCでは対応できない歯石と、歯垢を除去することができ、歯周病の進行を抑えて予防することが目的です。

初期の歯周病であれば、スケーリングだけで症状の改善も可能です。

親知らず

親知らずとは

乳歯から永久歯に生え変わった後に、一番奥に生えてくる歯です。
時期としては15~30歳頃に生えてきます。ただし、すべての人に生えるわけではありません。

正常な歯として食べ物を噛み潰すことができ、しっかり機能している場合は問題ありませんが、親知らずは多くの場合、斜めや横向きに生えてきてしまいます。
隣の歯や歯ぐきに悪い影響を与えるため、抜歯が必要になります。

近年は、食べ物が固い物から柔らかい物に変化し、噛む力がそれ程必要とされなくなった影響で、顎が小さくなってきました。

そのため一番奥の歯が生える場所がなくなり、斜めだったり横向きだったりおかしな方向に生えてきてしまうのです。
一方で、親知らずが生えてこない人も最近は増えてきています。

治療の流れ

横向きや奥まった場所に生えている場合は、レントゲン撮影で詳しい位置を確認します。
親知らずが下歯槽神経に近接しているときは、歯科用CTでより詳しい位置を撮影します。

麻酔注射の前には、刺すときの痛みを和らげる表面麻酔を行います。

親知らずが痛むときは歯ぐきに膿がたまっている可能性があり、麻酔が効きにくいため周辺に数箇所の麻酔を行います。

抜歯の器具は、滅菌パックしたものを使用します。
親知らずが横向きやかなり奥まった位置に生えているときは、歯を分割しながら取り除くため、時間がかかる場合があります。

治療後は、ガーゼを30分程度強めに噛んでいただきます。徐々に血液が止まり、血餅(かさぶた)ができてきます。

歯石除去

歯石は「虫歯・歯周病・口臭」の原因となる細菌の塊です。
唾液の中のカルシウムなどと歯垢が結合して固まってできたものです。

歯石は歯周病が進行するにしたがって、歯の根の先に向かって付着していきます。
歯石除去に際しては、歯肉溝という溝に付着し歯の表面にこびりついている歯石を、専門の器具を使って除去していきます。

口臭予防

「人と話しているとき相手の口臭が気になり、自分の口臭も心配になった」「朝起きたとき口の中がネバネバして口臭が気になる」など、口臭を気にしている方は多くいらっしゃいます。

しかし、「口臭がひどいですよ」などと、面と向かっては言いにくいものです。場合によっては、自分自身の口臭も相手に不快感を与えているかもしれません。

臭いを感知するのは、鼻腔粘膜の臭神経です。
口腔は鼻腔とつながっていますが、人間の臭神経はすぐ麻痺してしまうので、もし自分自身の口臭があっても気づかなくなってしまいます。

臭いの原因を除去するために

どんなに歯磨きをしても歯垢は必ず残ります。
そして数日で歯石に変化します。
早い人では1カ月、通常でも3カ月程度で歯石がたまるので、口臭予防には定期的なケアが必要です。

歯周病が口臭の原因になっている場合は、早期に歯周病治療が必要です。
歯周病を放っておくと、口臭以外にも深刻な症状を引き起こし、歯を失ってしまう恐れがあります。

ヤニ取り

歯ぐきや歯肉には無数の毛細血管が通り、血液には白血球など細菌と戦う免疫成分が含まれています。

ところが煙草には血管を収縮させ、血流を止める作用があるので、せっかく歯周病菌と戦ってくれる白血球が通わなくなってしいます。
また、長年煙草を吸っていると徐々に歯肉も固くなり、血流が鈍くなって歯周病が進行しやすくなります。

煙草を吸う方は歯周病のリスクが高いため、日頃のケアを継続し、ヤニや歯石除去のクリーニングを行うことが重要です。

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